今週のインプット: 2019-11-03

ニュースとか読書とか、あとで振り返る時に見つけられないのでアウトプットしておくことにしました。

Noteで書こうかなっと思ったけど、やっぱ自分の情報は自分のブログに出力するのが一番ユーザビリティ高いので。

ニュース

「おいしい昆虫食」普及へ FUTURENAUT(群馬県高崎市)

定期的に昆虫食の話を聞きますね。各方面で取り上げられはするもののゲテモノ扱いに止まっているのは実感として確かにあります。FUTURENAUTは見た目のハードルを粉末にすることで解消。
ユーグレナがミドリムシの粉末を出し始めた時ちょっと気持ち悪いと感じましたが、いつの間にか受け入れられましたね。美容・健康方面からアプローチしたのが良かったのか。この界隈は何気にグロテスクなものも許容される雰囲気がありますよね。カタツムリパックしかりプラセンタしかり。わかりにくい言葉を綺麗にパッケージングしてるだけという説も。
でもエビなんて冷静に観察すれば大差ないんだから不思議な話。

人工血液、動物実験に成功 1年以上の常温保存も可能

以前チラ見した記事。redditで木下先生の対談動画が上がっていたので読み直し。人工血液の輸血実験をウサギで行い、本物の血液と同等の効果を確認したとのこと。来年にはヒトで安全性試験を行う見通し。

Manta Ray Populations Have Complex Social Structures

マンタの社会的繋がりに関する研究。行動を共にするマンタをネットワークに落とし込んで分析したところ、年上のメスたちが支配する群れと性別・年齢が混在する群れの2パターンに大別できたとのこと。
メスが群れを作って共同子育てをする一方、成熟したオスは群れから離れて繁殖の旅に出るって感じなのかな。元論文は有料なので読んでません。

Eavesdropping on Soil Insects Could Aid Pest Management

土壌を掘り起こすことなく地下の昆虫の活動を”盗聴する”エピソード。幼虫が植物の根を荒らすことで地球温暖化に与える影響を測定するために土中の活動を聞き取ろうとしたところ、予期せず”stridulation” (身体を擦り合わせる音)を聞き取ることができた。stridulationは昆虫などが脚を擦り合わせる際に発する音だが、幼虫がこういった音を発するかどうかは研究がされていなかった。
さらに驚いたことに、この音によって土中の幼虫の種類も判別可能であり農家への有用な情報提供が期待できる。一方で音の頻度から幼虫の個体数を定量するには至っていない。これまでモニタリングが難しかった幼虫の土中での活動を知る手掛かりになるだろう。

書籍

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。

任天堂の元社長、岩田聡さんの生前の言葉をまとめたもの。周囲の人を”ハッピー”にすることを何よりの喜びとし、仕事に取り組んでいたことが伺える。
長い期間仕事を共にした糸井さん、宮本さんらの評価からも人並み外れた技術ではなく人柄ゆえに仕事がうまくいったとある。

コミュニケーションがうまくいかない時、自分に原因を求める姿勢に関する言葉は耳が痛かった。

人と話してうまくいかなかったら、「わからない人だな」と思う前に、こっちが悪かったんだろうと思う。うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。この人に合ったやり方を、こちらが探せば、理解や共感を得る方法はかならずある。いまでも、コミュニケーションがうまくいかなかったら、自分の側に原因を求めています。

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。

人生100年時代の医療 「患者主体」を実現するイノベーション

患者主体をキーワードに今後の医療システムのあり方を様々な切り口で論じている。オランダは、医療データは患者のものであるという考えの基にパーソナルヘルストレインの実現に取り組んでいる。患者の過去の医療データが医療機関をまたいで閲覧できる構想だ。標準化されたフォーマットに医療データを入力することを義務付けている。日本は複数のベンダーが独自規格で電子カルテを広めてしまったので大手術をしなければ如何ともしがたい絶望感がある。オランダの取り組みについていくつかのページで取り上げられていて、大変勉強になる。

一方で三菱総研が提唱するYdbY (You are the Best Doctor of Your own)という考え方には危うさを感じる。「自分の体のことは自分がよくわかっている」という理論で患者主体の医療を推進しようとのことだが、果たして自分の体のことをどこまでわかっているかは疑問。胡乱な医療情報が氾濫する中、患者の主体性をどこまで認めるかは線引きが難しい。

アイリスの沖山さんのライザップの成功の鍵が接触頻度であり、それを医療に輸入しようという提言は納得。東京医科歯科大 武部教授の広告医学の話も興味深い。個別の事例は聞いたことがあったが、広告医学というグルーピングで捉えていなかった。

企業

Healthcoin

ウォーキングなど健康に良い行動をするとアプリ内通貨ヘルスコインを獲得できる。ヘルスコインは健康商品などと交換可能。ゲーミフィケーション要素を盛り込むことで楽しみながら健康を実現できる。公式はオランダ語でほとんど読めないの二次情報より。

資料

オランダにおけるPHRを中心とした健康寿命延伸への取り組み

ここ1週間で100回ぐらいPHR (Personal Health Record)って見た。

各国政府統計

  • 厚労省 患者調査、医療給付実態調査
  • 米 保健福祉省
  • 英 保健省
  • 蘭 保健福祉スポーツ省

政府統計で疾患別患者数, 医療費を調査していた。
日本の患者調査はICD-10準拠でかなり細かいレベルまで疾患別の患者数を記録していた。超有用。米・英は政府統計サイトで一個ずつタイトルを確認したが欲しいものは見つけられなかった(超疲れた)。オランダは翻訳かければ英語にして読めるが、検索をすることはできなかった。盲点。
けーっこうな時間を調査に費やした。身の回りの医薬系の知人に聞いてみたが、そのような綺麗なデータがどこにもなさそう。ていうかそれ作って売ってる統計データ企業とかありそうやね。こういう雑誌も書いてるデータ自体は政府統計から取れるしね。やたらとデータに価値があるという論調があるが、僕は結構懐疑的だ。やっぱり読んで解釈できる人じゃないとデータは扱えない。

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