今週のインプット: 2019-11-10

ニュース

エールフランス、Oledcommの協力でWi-Fiの100倍速いLi-Fiを備えた初の商業飛行を実施

Li-Fiなるものの存在を知った。Wi-Fiが電波でを利用するのに対してLi-Fiは光を利用するらしい。
調べてみると電波障害を引き起こさないので飛行機や病院などでの活用が期待されているとのこと。また光線は壁を貫通しないので外部からの通信傍受も可能とのこと。
電子レンジ使うとネットが遅くなるのが解決されれば嬉しい。


従業員9名!tenki.jp運営「ALiNKインターネット」が東証マザーズ上場

天気予報専門サイトtenki.jpはAIやIoTを活用して気象情報のリアルタイム解析をすることで「天気3.0」を実現しているとのこと。
売上のほとんどは広告収入で単価向上のために力を注いでいるとのこと。別記事からですが、以下のように天気やユーザ属性から広告を決定している模様。

「tenki.jp」運営のALiNKインターネットが上場承認

年間決済額55億円!購入型クラウドファンディング「マクアケ」が東証マザーズ上場

売上の74%が購入型クラウドファンディング、11%がそのデータを活用した大企業向け新規事業企画開発サポート。というかMakuakeって購入型だけなんですね。クラファンサイトいくつかありますが、あまり住み分けについて認識できていない。個人的には研究費獲得のためのacademistがお気に入り。クラウドファンディングの種類についてはCAMPFIREさんの以下の記事がわかりやすい。


希少疾患の診断手助け 世界のデータ活用  遺伝子・症状・顔つき…

希少疾患は疾患ごとの患者数こそ少ないが、6,000~7,000の希少疾患患者全てを合計すると3億人を超えると推定される。
つまり医師にとっては個々の希少疾患患者が訪れることは稀であるが、何かしらの希少疾患の患者が訪れるのは珍しいことではない。そういった時診断を手助けするPubCaseFinderである。
BioHackathonで同じチームで開発したDBCLS藤原さんのインタビュー記事。


Google、病院グループ大手Ascensionの数千万人の患者データに合法的にアクセス

GoogleがProject Nightingaleという名の元に大規模患者データにアクセスしているという話。Fitbit買収と合わせてGoogleのヘルスケアへの参入が楽しみだ。
(個人的にはGoogleのような大企業に全ての個人データを預けてしまって良いと考えている)
real world data, patient centricity, personalized medicineなんて言葉を方々で耳にする。患者と医療機関の間に分析システムが介入することで医療が良いものになることを期待したい。


ブログ

最高性能のソナーをしのぐ、「軍用イルカ」の知られざる歴史

米軍では1959年に米海軍海洋哺乳類プログラムが始まって以来、イルカのエコーロケーションを軍事目的に活用している。2000年に入るとソナー付き無人ドローンが登場したが、それから20年近く経った今でもイルカを超える性能のものは現れていない。

海中の機雷が泥で遮られていない場合でも、ソナーシステムは何百ものソナー音を送信し、その後分析して正確な物体の画像を作り出す必要がある。これと同じ作業をイルカは、反響定位のクリック音を数十回発して、ほんの数秒で完了する 。機雷が埋設されている場合、米海軍はロボットを使うことを考えすらしない。この困難な探索に挑戦できるのはイルカだけだ。

最高性能のソナーをしのぐ、「軍用イルカ」の知られざる歴史

地方でSaaS導入支援会社を起業して3年、階段から降りられなくなった

SaaSと日本の中小企業を愛する経営者が原点に立ち返った話。もともと好きなものを好きな人たちに広めようと始めたことのはずが、いつの間にか「儲け」にマインドシェアを取られ、体が動かなくなってしまったとのこと。筆者の井領さんは会社に行けなくなったことで社員が急成長し、ゆっくり原点と向き合うことができたと述べている。
共感するところがあった。小さい企業のトップは何でも屋にならざるを得ない。営業にも行くし、開発もするし、経営も考えなくてはいけない。僕も営業でいろんなお客さんの意見を取り入れすぎて方向性を見失ったり、開発にのめり込んで近視眼的になったりすることが多いにある。
会社の存続などは常に背中に張り付いてマインドシェアを奪い続けるが、囚われすぎず原点と目指すべき場所を留意しようと肝に銘じた。

なぜ起業したのか、をよくよく考えてみた。そもそも、私は儲けたくて起業したわけではない。「これってお金になるか?」という所から出発するから、おかしなことになる。そもそも、儲け、というのはビジネスの最終成果物である。

地方でSaaS導入支援会社を起業して3年、階段から降りられなくなった(中編)

メルペイが徹底する「2つの鉄則」──リリース1年半で利用者数500万を達成した急成長組織の裏側

メルペイは信用を可視化することで貨幣を介在させないモノのやり取りを目指していることがわかる。後述の山田進太郎さんのインタビュー記事を読んでから読み直すと、循環する社会が浸透しているのだと認識できた。


メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く

事業計画書を作るにあたって、行き詰まってしまって先人の資料を探していた時に見つけた記事。ハッと気付かされる内容でした。
恥ずかしながら僕はメルカリに対してC2Cのフリマアプリとしか認識していなくて、そのさきに「循環する社会」を見据えていることを知らなかった。本記事ではメルカリ創業に至る思考の流れがわかりやすく買いていた。

1. 新興国にて「全員が先進国のような暮らしができるか?」と問題意識を抱く
2. 帰国しスマホを目の当たりにし、個人間取引が流行ると予感する
3. 使い捨てる社会から個人間でモノが循環する社会に変われば豊さが向上する

しかしそういったバックグラウンドの思想は大々的に打ち出さないようにしていたとのこと。ユーザに使ってもらうにはユーザにとっての利便性を伝えねばならないという至極真っ当だが忘れがちな指摘。

はっきり言って、インターネットサービスは使われなければ意味がないんです。例えば、メルカリはメルペイというフィンテック領域にも挑戦していますが、これは単純に「メルカリで得た売上金をそのままお店で使えたら便利だよね」という話からスタートしています。これをもし「これからの時代はキャッシュレスですよ」と伝えても、お客さまには理解しづらいし広がらない。使っていただくためには、あくまで具体的な利点を強く打ち出さないといけません。なので、事業の裏側にある思想やメッセージについては、大々的に打ち出すことを控えていました。

メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く

一方でユーザが喜ぶならなんでもOKというわけではなく、以下のように制限を欠ける判断を下すこともあるという。こういった判断ができるのは裏に思想があるからなのだろう。

まだまだサービスに磨きをかけて成長させる段階ではあるのですが、ある種の「社会の公器」になりつつある今、それだけを考えてはいけない。例えば以前、現金が出品されて社会的な問題になり、ご迷惑をおかけしました。僕自身、現実よりも理想を追い求めていたと思っていて。でも、今はそうはいかない。一つひとつの問題に誠実に向き合いながら、社会とうまく折り合いをつけることが大切だと思っています。

メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く

C2Cという個人間取引ならではの良さは残しつつも、法令に違反する商品だけでなく社会的に好ましくないものが流通しないようにしなければなりません。そのために、業界団体や省庁と連携し、意見交換を行いながらポリシーを適宜見直すようにしています。社会的な変化に応じて、柔軟に対応する。まさにこういうことが「社会の公器」としての自覚なんじゃないかなと。

メルカリが創業時から目指す「循環する社会」とは。CEO山田進太郎に聞く

「後払い」は“情弱向けサービス”なのか CASHの光本氏に直撃

メルペイの動画を見て後払いと借金の違いとは?と疑問に思って調べたら出てきた。CASHやTRAVEL NowのバンクCEO光本さんへのインタビュー記事。
インタビュワーは後払いに批判的。後払いは実質ローンや借金であり、それに気付かない情弱ビジネスであると切り込む。対して光本さんは「(判断するのは)市場であり、私たちが判断することでも、メディアが判断することでもないと思います。」とあくまで市場に任せるスタンス。この記事の2ヶ月後にBANKは解散するわけですがそれも市場の判断に従ったということでしょう。
後払いは僕も本質的に情弱ビジネスだと思ってあまり好きではないけど、彼のユーザに判断を委ねる態度に関して良い部分は見習いたい。

 私の売り方やこの本に対して「出版業界が大打撃になる」と感じるのであれば、(業界側が)変わらざるを得ないタイミングかなとも思います。ちょっと違うやり方を(私が)やらせてもらって、それが煙たがられているのであれば。
 しかし、それが消費者に支持されているのであれば、(私は)「消費者がどうしても正しい」と思うので、今の消費者の価値観、好まれるやり方にビジネスを変化させなくてはいけないと思います。出版業界だけでなく、普遍的な話だと思います。

「後払い」は“情弱向けサービス”なのか CASHの光本氏に直撃 (3/3)

ここまで読んで、前述の山田進太郎さんとはユーザに対する態度が違うかなと感じた。山田さんはユーザが便益を理解しやすいようにサービスをデザインするという視点を持ちつつ、思想から逸れる使い方にはストップをかける。一方光本さんはよりドライ、ユーザに完全に判断を委ねているとも取れる。個人的には前者のようにビジネスを行いたい。


マンガでわかるフィッシング詐欺対策 5 ヶ条

最近セキュリティの話でTwitterが盛り上がっている。火に油を注ぐことに興味はないが、その過程でフィッシング詐欺に興味を持ち勉強する機会になった。
「httpsは通信の秘匿性を保証するが、サイトの安全性を保証するものではない」というのは理解できるし言われてみれば当たり前だった。でもさらっと「httpsなら安全」という文言見ても自分だったら流してしまいそうだ。
「近年のフィッシングサイトはほとんどhttps」というのは面白い。そこらの大企業や政府より詐欺サイトの方がそこら辺意識しているのは皮肉だ。

フィッシング対策協議会なるものの存在を知ることができたし、想像より多くのフィッシング被害が報告されているのを知って気を引き締めるきっかけになった。

緊急情報

資料

キャディ株式会社 トップマネジメントへの招待状

コメントを残す